12星座には、それぞれ、「何を一番大事思うか」が決まっています。
その「テーマ」は、他のものとは取り替えの利かない、あなたの星座の「心」なのです。
あなたは、自分の星座の「テーマ」を知っているでしょうか。
もし、分かっていないとしたら、知らず知らずのうちに、それを無視してしまっているかもしれません。
自分の星座の「テーマ」を無視すれば、どんなにお金持ちになっても、どんなに理想的なパートナーと一緒になっても、たぶん、幸せにはなれないでしょう。
なぜなら、あなたの「心」の満足は、世間一般の価値とは、必ずしも同じではないからです。
例えば、牡羊座の人は、「エネルギッシュで、何にでも積極的。開拓者やリーダーとしての資質があるけれども、我が強すぎ、自己中心的な面がある」というように言われます。
しかし、こういう性格は、牡羊座が大事にしている「テーマ」から、生まれたものです。
それぞれの星座が何を大事にしているのか。
何が「テーマ」なのか。
それが、星座の意味する「心」です。
基本的な性格は、12星座ごとに決まっている、ただ一つの「心」が原因になっています。
だから、人の性格は、そこから説明できるものなのです。
何を大事に思うかによって、人の相性は決まります。
そして、自分と似通った「テーマ」を持っている人は、自ずと「心」が通い合うものです。
しかし、大事に思っているものが大きく違えば、どんなに好きな相手でも、基本的に相性が悪いのです。
そこが分かっていないと、せっかく作り上げた大切な関係でも、すぐに壊れてしまうでしょう。
12星座の「心」を知る占星術は、相手の気持ちを知る占星術でもあるのです。
そして、それこそが、あなたを幸せに導くものなのです。
なぜなら、人は、一人では幸せにはなれないからです。
あなたは、自分が生まれた、その瞬間を選んで、生まれてきたのです。
つまり、あなたの星座の「心」を大切にするために、生まれてきたのです。
ですから、それを無視することは、自分を不幸にすることなのです。
そして、あなた以外の人も、それは同じことです。
相手を理解する鍵、そして、自分が理解される鍵は、占星術の中にあります。
あなたは、その鍵、「幸せへの鍵」を手にするのです。
私は、今回、これまでに占いに満足していない方、結局、何を大事にすれば良いのか分からないという方のために、占星術のエッセンスを1つのテキストにまとめました。
これは、占星術にまつわる100冊以上の本を読んで、そこから抽出したエッセンスです。
ですから、そのものズバリは、どこにも書いてありません。
多くの占い師は、ただ昔からの習わしに沿って占おうとして、その意味を考えようとしないからです。
むずかしい話は、書いてありません。
すべての人の心の中にある物語とも、言えるものだからです。
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怒りや悲しみは、どこから生まれるのでしょうか。
それは、相手を理解しない「心」からです。
けれども、ただ、「相手のことを理解しましょう」と言われても、なかなかできないものです。
心がけは分かっても、そのための方法が分からないからです。
占星術は、それぞれの星座が、何を大事にしようとするのかを、明らかにします。
そして、それを知ることは、相手を理解すること、そのものなのです。
それぞれの「心」を理解して、周りを見渡せば、無理解から生まれる、あなたの悲しみや怒りは、きっと静められることでしょう。
占星術は、あなたの強い味方なのです。
ここでは、特別に、12星座の「心」を表すキーワードを、あなたにお教えしましょう。
私が独自に考えた、それぞれの星座の「心」を表す言葉たちです。
星座 | テーマ |
---|---|
牡羊座 | 進取 |
牡牛座 | 安定 |
双子座 | 変化 |
蟹 座 | 安心 |
獅子座 | 創造 |
乙女座 | 完成 |
天秤座 | 調和 |
蠍 座 | 同化 |
射手座 | 探求 |
山羊座 | 自制 |
水瓶座 | 連帯 |
魚 座 | 内省 |
このキーワードでピンと来た方は、テキストを買う必要はありません。
それぞれの「心」を感じて、どこと相性が良く、また、悪いのかを考えてみて下さい。
そして、実際に誰かと接するときには、相手が何を大事にする人なのかを、意識してみてください。
これまでとは、別の世界が見えてくるに違いありません。
ある星座から見て、相性がよい相手が、どこに位置するかは、決まっています。
どの星座から見ても、ある数だけ隣にある星座が、相性が良いのです。
また、相性が悪い相手も、決まっています。
どの星座から見ても、ある数だけ隣にある星座が、相性が悪いのです。
12星座は、このような不思議な並びになっています。
なぜ相性が良かったり悪かったりするのかについては、それぞれの「心」が意味するものを見れば、簡単に分かってしまいます。
12星座は、それぞれが、人間の中にある1つの「心」を表現しています。
そして、誰でも、自分の星座が意味する「心」を、大切に思っているのです。
それら12個の「心」のあり方は、12星座の並びに従って、1つの物語になっています。
つまり、牡羊座からはじまり、魚座で終わる物語になっているのです。
その物語は、人間の「心」の旅を、表現しています。
それは、昔から伝えられてきた、ある典型的な物語の形をしています。
そして、12星座と同じ形をした物語は、いまの世の中でも、小説や映画の中に生きているのです。
12星座は、人間の中にある12種類の「心」を取り出して、それを並べたものです。
それぞれの「心」は、どこから見ても、ある数だけ隣の星座とは相性がよく、また、ある数だけ隣の星座とは相性がわるくなっています。
しかも、全体では、1つの物語になっているのです。
何という、不思議でしょうか。
そのうえ、それを知ることで、相手の気持ちを知ることができる。
自分にとって、何が大事かも、分かることができる。
そんなあまりにも不思議な美が、12星座の中には秘められているのです。
この12星座という「美しき不可思議」について、今回のテキストでは、そのエッセンスをまとめてあります。
すでに書いた、相性のよしあしや、12星座の物語についても、もちろん、書いてあります。
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